DeFiガイド : Goerli テストネット上の$ETHを効率的に入手する方法

「Goerli テストネット」は、イーサリアム開発者がデプロイメントをテストするための環境です。これは、本番環境と同様の条件を提供しながら、実際の資金を使わずにアプリケーションやスマートコントラクトを実験する場所です。「テストネットトークン」とは、それらテストネット上で利用するトークンを指します。
これだけ読むと開発者向けの物と思われる方も多いかもしれませんが、DeFiの新規プロジェクトのエアドロップ獲得のためにテストネットを利用したほうが良いケースもあり、ユーザーもテストネットトークンを保有しておくことをAir Drop Guide3.0では推奨しています。

Goerli テストネット用のETHを入手する主な方法

Goerli テストネット用のETHはいくつかの方法で入手可能です。
Xなどで検索すると、Alchemyが提供しているfaucetサービスを目にする機会が多いですが、ここでは最短で沢山のテストネットトークンを1回で獲得する方法をご紹介します。

Air Drop Guide 3.0 で推奨する方法
Goerli $ETHを効率的に入手する方法としてオススメなのは、ETHメインネットから直接Goerli テストネットにETHを交換することです。最初にメインネットの$ETHを消費しますが、長い目で見ておくと1回の少額トランザクションで数千のテストネット用$ETHを獲得できるのは非常に効率的です。

TestnetBridge.comの使用方法

https://testnetbridge.com/ にアクセスします。
アクセスしたら、Walletと接続。
必要な数量を入力して、「TRANSFER」をクリックしてトランザクションを実行してください。
トランザクション後、Metamaskなどのウォレットのネットワークを「Goerli」に変更し、Goerli $ETHが反映されているか確認ください。

Orbiter Financeを利用したテストネットトークンのブリッジ

テストネットは、「Goerli」以外にも存在します。
例えば、「Sepolia」、L2ならば「Arbitrum(G)」など他にも様々なテストネットがあります。
これらテストネットは、開発中のプロジェクトによって異なるため、複数のテストネットでテストネットトークンを保有しておくことが望ましいです。
その様な時に便利なサービスが、Orbiter Finance ( https://rinkeby.orbiter.finance/ )のテストネットチェーン上のブリッジサービスです。
これにより、異なるテスト環境間での資金の移動が簡単になります。
上記画像の中央右上に「V2」と表示されていますが、ここを「V1」にすると対応するブリッジ先が変わります。使い方はメインネットと同じです。ぜひ色々試してみてください。

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