Optimismからのエアドロップ獲得方法とは?第1回目の配布条件と獲得方法を解説!

先日、Optimism Foundationよりガバナンストークン$OPのエアドロップについて発表が行われました。
この記事では、そのエアドロップについて解説し、今後のアクションの判断材料となる情報を提供します。

※ご注意:この記事で紹介する内容は、他のプロジェクトで同様に実践してもエアドロップが獲得できるという保証はありません。あくまで参考程度にご覧ください。

$OPをエアドロップする目的 / $OPの配布数と対象ウォレット数

今回、Optimism Foundationは、Layer 1 ( L1 )やOptimism プロジェクトに対するアクティブなユーザーなど積極的にエコシステムの発展に対して貢献したユーザーに対して報酬を提供することを目的に第1回目のエアドロップを発表しました。

今回のエアドロップでは、$OP総供給数の5%に相当する214,748,364.8 $OPが配布されました。
また、それらトークンの対象となったウオレット数は、合計で248,699になります。

$OPのトークン割当てについて

$OPのトークンの総供給量は、4,294,967,296になり、以下のカテゴリに割り当てられます。

カテゴリ割当て量 (% )割当て 数量 ( % )
エコシステムファンド25 %1,073,741,824
RetroPGF20%858,993,459.2
エアドロップ19%816,043,786.24
コア貢献者19%816,043,786.24
投資家17%730,144,440.32
公式掲載内容を一部編集して作成
  • エコシステムファンド - エコシステムファンドは、プロジェクトやコミュニティに資金提供することで、Collectiveエコシステムの開発を促進するプログラムです。
  • RetroPGF - RetroPGFは、Optimism Collectiveの主要なメカニズムであり、公共財への影響を適切かつ確実に報酬することを目的としています。
  • エアドロップ - 特定の有益な行動を行ったユーザーに報酬を与えるための一連のエアドロップです。最初のエアドロップ(Airdrop#1)から開始されます。
  • コア貢献者 - Optimism Collectiveを実現するために継続的に働いている人々です。

今回は、19%の内、5%がエアドロップされます。
残りの14%は、第2回目以降に配布されます。

基準と基準毎のトークン配布数量

第1回目のエアドロップでは、下記のカテゴリに該当するユーザーがエアドロップの対象となりました。

項目対象アカウント数アドレス毎の$OP配布量
Optimismのユーザー92,157776.86
Optimismを継続的に利用しているユーザー19,1741,692.49
DAO 投票者84,015271.83
マルチシグ署名者19,5421,190.26
Gitcoin寄付者23,925555.92
Ethreum高騰により別チェーンへ移動した利用者74,272409.42
公式より

例えば、アリスが一つ目の条件を満たしていた場合、アリスは776,86 $OPを獲得することができます。

更に、今回は下記のボーナス要素が発表されました。

ボーナス対象アカウント数アドレス毎の$OP配布量
上記の4つの条件を満たしていたユーザー2,7074,180.54
上記の5つの条件を満たしていたユーザー62713,330.16
上記の6つの条件を満たしていたユーザー4527,534.98
公式より

例えば、ボブが上4つの条件を満たしていた場合、+@ 4,180.54 $OPを獲得する事ができました。

776.86 + 1692.49 + 271.83 + 1,190.26 + 4,180.54 = 8111,98 $OP
*通常の条件は累積方式ですが、ボーナス条件は累積方式ではありません。

各配布基準の詳細

  1. Optimismのユーザー :
    メインネットの初期段階(2021年6月23日以前)にL1からOptimismにブリッジしたアドレス、または1日以上(最初のトランザクションと最後のトランザクションの間に少なくとも24時間)Optimismを使用し、アプリでトランザクションを行ったアドレス(2021年6月23日以降)。
  2. Optimismを継続的に利用しているユーザー :
    アドレスが「Optimismのユーザー」であり、4週間以上Optimismアプリケーションで少なくとも1回のトランザクションを行った。これは、「Optimismユーザー」の上位20%が対象。
  3. DAO投票者 :
    DAOガバナンスに参加したアドレス。
  4. マルチシグ署名者 :
    過去に少なくとも10件のトランザクションを実行したマルチシグに現在署名しているアドレスが対象。これには、Gnosis Safe v0.1.0-1.3.0、MultiSigWithDailyLimit、MultiSigWalletWithTimeLock、およびEtherscanの「Multisig」ラベルに属するアドレスが含まれる。
  5. Gitcoin寄付者 :
    Gitcoinの寄付者(L1上)は、Gitcoinのコントラクトに対して相互作用を行ったアドレス、レガシーのExecuteSubscription呼び出しを送信したアドレス、およびGitcoinの寄付APIに表示されるアドレスを含む。ラウンド6から13(現在)の期間には、Gitcoinの「BulkCheckout」コントラクトトランザクションログに表示される寄付者のアドレスも対象。
  6. Ethreum高騰により別チェーンへ移動した利用者 :
    Terra、BSC、Fantom、Avalanche、Solana、PolygonのTVL上位のL1およびArbtirum、Optimism、Metis、Bobaの汎用L2を含むブリッジ先のチェーンでブリッジングし、スナップショットの90日前以降にブリッジングしてから、ブリッジング後も1か月あたり平均2回以上の取引があるアドレスのうち、トップ60%が対象。

エアドロップの良い所 / 悪い所 - エアドロップ狙いはするべきか?

エアドロップの良い所は、獲得の過程で少額から新しい技術や知識を得つつ英語の読解力や情報を精査する力が伸びる事です。

また、その対価として、利用した金額以上のトークンを獲得できるのも大きな魅力の一つです。一方で、時間的拘束が発生してしまうというデメリットもあります。日常生活とのバランスを取りながら、クリプトの世界を楽しんでいただ気、最大数量を獲得するのに振り回されない事が大事です。

エアドロップをやるかやらないかは、個々人によりけりです。
よくよく自分のライフスタイルや性格などを考慮した上で決めていただくのが良いです。

トークンの獲得を期待できるエアドロップ

  • Arbitrum - 配布終了
  • zkSync - 2024年配布予定
  • Sablier - 未定
  • Metamask - 未定
  • Hop Protocol - 配布終了
  • Galaxy - 配布終了
    etc...

ご注意事項

当該記事は、投資を推奨するものではありません。
また、エアドロップ獲得を約束するものでもありません。

参考LINK

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