前回の記事の続きです。
前回は、2022年の優秀だったエアドロップ ( = 給付金 )について書きました。
こちらの記事では、エアドロップを獲得していく際に大事なことについて書いていきます。
目次
エアドロップの「出口戦略」を決める
エアドロップ獲得に向けて動いていく際に大事なことの1つ目は「出口戦略」です。
出口戦略は大きく分けて2つ。
- 配布後に即売却
- 売却せずに保有し続ける
配布後に即売却をしたい場合
1の場合に大事なのは、その発行されたトークンがCEXにいつ上場するかです。
複数のCEXへの上場手続きがスムーズに進んでいないプロジェクトは、DEX上での取引が中心になり大きな金額が動きません。
そのため、発行されても良い値段がつかずに終わるケースが多いです。
昨年でしたら、Hop Protocol の$HOPが良い例ではないでしょうか
散々、流動性の供給やら促して色々煽った結果が、枚数も少なく、人によってはclaim時のガス代より安いなんてケースもありました。この世界、見切りをつけられるのが早いので、こういうユーザーを小馬鹿にした事をしでかしたら、そのプロジェクトのトークン価格は奈落の底に落ちて終わるケースが多いです。
また、そのプロジェクトも触られなくなります。
私も、上記のHopはトークン発行後から一切触っていません。
理想は、エアドロップ直後に取引所で即売却できる流れを作っているプロジェクトです。
配布後に即売却を考えている方は、そのプロジェクトの運営がDEXに拘りすぎていないプロジェクトを選ぶのが良いです。
この戦略を選ぶ方は、大多数が「手元預金」を増やしたい方が多いと思うので、特に情報の取捨選択が大事になります。
売却せずに保有し続ける場合
エアドロップで配布されたトークンを即売却するのが100%正解というわけではありません。
もし、ウォレット内のトークンの種類と数を増やすことが目的の場合、人によっては保有し続けるほうが吉の場合があります。
例えば、Cosmos関連のトークンの場合は、配布されたトークンをデリゲートする人が多いです。なぜならば、デリゲート期間中にトークンを増やし、場合によってはそのステーキング量によって新しく発行されるトークンを貰うことができ、延々とトークンを増やし続けることが出来るからです。
保有し続ける場合は、2つの戦略が考えられます。
- 配布されたトークンをステーキングし、更にそのトークンを増やす。
- 配布されたトークンをウォレット内に持ち続け、自分の中で納得の行く価格帯になったときに売却する。
1の場合は、+@で、その増やしたトークンのみを売却し続けるという、「無から生み出された有で利息を生み出し続ける」という手法もあります。
2の場合についてですが、トークン発行後は価格の乱高下が激しくなります。そのため、長期的に保有をしても良いという方は、もしそのプロジェクトが次回のバブル相場まで残り続けるのでしたら、保有し続けても良いでしょう。
まとめ
今回は、エアドロップを獲得するための準備段階として「出口戦略」について書きました。
1にするか2にするかで、触っていくプロジェクトなども変わり、絞り込みが出来るようになります。
一方で、この出口戦略が決まらないと、いたずらに何でもかんでも触らなければいけなくなり、結果として満足のいく結果にはならないです。
今年からエアドロップ獲得に向けて動く方は、まずは出口を決めるところから始めてみてはいかがでしょうか。
次回に続く。
この記事の注意点
当該記事は投資助言ではありません。また、エアドロップの獲得を完全に保証するものでもありません。実際に行う際は、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。本記事により発生、誘発されたとされるいかなる損失についてもその理由やプロセスに関わらず筆者は一切その責任を負いません。