この度、Dust Labs ( https://de.xyz/ ) によるNFTプロジェクトからの新しいトークン「$degod」のリリースが発表されました。このトークンは、DeGodsの保有者が一体につき550,000$degodをスワップできる一方で、y00tsのNFT保有者は自身のNFTをバーン(破棄)することで、1体につき120,000$degodを獲得することができます。
トークンへの転換先 - https://degods.com/convert
NFTマーケットプレイス - https://magiceden.io/marketplace/y00ts
トークノミクスは、以下の投稿を参考ください。
筆者考察
Dust Labsは、そのNFTプロジェクトでユニークなアプローチを多く採用しており、展開するブロックチェーンをSolanaからEthereumやPolygonへ変更するなど、頻繁にトライアンドエラーを繰り返しています。今回のトークンリリースは、NFTのプロファイルピクチャー(PFP)ブームの終焉に伴うNFTの希釈化を防ぐための戦略と考えられます。特にy00tsに関しては、NFTの「PFPアート」そのものに価値があるのか、それとも「トークン」に価値があるのかを実験的に検証する機会にもなります。
この点は、過去にダミアン・ハースト氏が行った「実物を選ぶかNFTを選ぶか」の取り組みに似ています。また、y00tsホルダーに対して他のプロジェクトからのエアドロップが予定されている場合、その需要はさらに高まる可能性があります。
今月、シンガポールで開催されたTOKEN2049では、既存プロジェクトに対する再投資が目立ちました。また、Solana BreakpointでのSolanaコミュニティの強さも目立ったことから、引き続き注目しても良いプロジェクトです。