ファッション業界では近年"サスティナブル"という言葉が非常に浸透してきています。
例えば、Tom Fordは海洋プラスチックを利用した時計の開発に着手したり、Adidasでは定番モデルのスーパースターのサイドラインに従来のレザーではなくリサクル素材を使用したりと、どのメーカーも、環境と密接なファッション業界は積極にサスティナブルに寄り添った取組をしています。
今回は環境先進国でもあるフィンランド発のブランド "Rens" をご紹介すると同時に、先週数量限定で販売された現物のパーカーと交換出来るNFTについて解説していきます。
目次
Rensとは
Rensとは、2019年に環境先進国のフィンランドで、ベトナム出身のJesse Tran 氏とSon Chu 氏が立ち上げたアパレルブランドです。
20代後半の若さで移民がスタートアップを行うというのはフィンランドでは非常に珍しいケースで、商品の製造はアジアではあるものの投資家の大半はフィンランド人です。
また、海外のクラウドファンディングでは、1億3,000万円の資金調達をした、感度の高い世界中のファッション愛好家から注目されています。
展開商品のスニーカーとパーカーには「プラスチックボトル」や「コーヒー」が使用され、その独特なオリジナル素材のリサーチには2年の歳月がかかりました。
主力商品のスニーカーは、その独特な素材の特性上、100% 防水で非常に軽く、既に世界中の方から高い評価を獲得しています。
Rens x The Sandbox
そんな世界中の感度の高い人々から親しまれている新進気鋭のRensからNFTが先週発売されました。
333個限定のNFTとは
今回、発売されたNFTはMystery Boxでした。
このMystery Boxには2つのNFTが入っており、これら2つのNFTをマージさせることで1つのNFTを獲得し、その後、そのNFTを現物のRensのパーカーとSandBoxのアバターに引き換えることが出来るようになります。
- Common x 200
- Rare x 100
- Epic x 30
- Legendary x 3
上記の内訳で、イーサリアム、アバランチ、ポリゴンのチェーン上で発売されました。
現在、333個のNFTは既に完売しており、これから購入する際はOpenseaなどセカンダリマーケットでのみのとなります。
こちらが、Rensから現在発売されているパーカーになります。
Presaleだと、NFTは90ドル相当のETHで購入できたので、もし上記のパーカーが手に入るならば非常にお得な価格で得られる結果となります。
その他にも、SandBoxのアバターにもこれからユーティリティが付随してくることが決まっており非常に楽しみなNFTプロジェクトです。
当プロジェクトにおけるパートナープロジェクト達
このプロジェクトは、Layer ZeroのCEOを興味を示しており先日開催されたセッションではLayer ZeroのBryan氏やThe SANDBOXのCOO Sebastian氏も参加しました。
このブログでも夏に紹介したPhaverともプロジェクト同士で仲がよくWhitelistのgive a wayを行っていました。
今後、「Phaverに皆が愛用しているRensの写真を投稿しよう」などといったコラボ企画も開催されるかもしれません。色々な取組が期待できます。
まとめ
仮想通貨時代は冬の時代に突入しましたが、その一方でPhaverのような新進気鋭のSNSも含め、ブロックチェーンやNFTの技術を用いて常日頃の人々のライフスタイルに関わりの深い業界の一つとしてファッション業界がこれから大きく変わってくるではないでしょうか。
当該NFTもそうですが、rens自体の成長も非常に楽しみです。
日本でも既にrens自体は広まっており、「rens スニーカー」と検索したら色々な情報が出てきます。
ぜひ見てみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。