Optimismは、2023年9月18日に第3回目のエアドロップを実施しました。
今回のエアドロップでは、19,411,313 $OPが31,870のアドレスに配布されました。
また、配布条件は前回よりも緩和され、ガバナンスへの参加のみでエアドロップの対象となりました。
こちらの記事では、第3回目の詳細について公式ドキュメントの内容を元に今後のアクションの判断材料となる情報を提供します。
目次
エアドロップの概要
第1回目に実施されたエアドロップでは各ユーザー平均して863$OPを獲得しました。
そして2023年2月に実施された第2回目のエアドロップでは、1回目と比較して配布数の総数は減少したものの、配布対象者は増えました。そして今回実施された第3回目のエアドロップでは、第2回と比較して配布数量は大きく増えたものの、市場環境から対象者の数が大幅に減ったことで、一人あたりの平均配布数量は609 $OPとなり日本円に換算すると約¥125,122が配布されたことになります。
* 609 $OP x $1.39 x ¥147.81 = ¥125,122 = 0.5156 $ETH ( 執筆時時点のレート / 2023年9月20日 )
エアドロップ実施日 | 合計配布数量 | 前回比 | 対象ウォレットアドレス総数 | 前回比 | 平均配布数量 | |
第1回目 | 2022年5月よりClaim | 214,765,383.09 | - | 248,699 | - | 863.55 |
第2回目 | 2023年2月10日 | 11,742,277.10 | -203,023,105.99 | 307,965 | + 59,266 | 38.07 |
第3回目 | 2023年9月18日 | 19,411,313 | + 7,669,035.90 | 31,870 | -276,095 | 609 |
エアドロップの受取方法
第2回目と同様、今回も対象のアドレスに直接配布されました。
Hashflow、Arbitrumなど各ユーザーが直接Claimを行わなければいけない場合、Claimページへのアクセス過多でスムーズな受け取りが出来ないケースが多いので、このように直接配布されるエアドロップは非常にユーザーフレンドリーです。
配布条件
前回と比較して、配布対象になるための条件が緩和されました。今回は、2023年1月20日 0:00 UTCから2023年7月20日 0:00 UTC ( 180日 ) の間に一定数の$OPトークンをデリゲートしたユーザーが対象でした。また、Optimismのガバナンスに投票したデリゲート先にトークンをデリゲートしたユーザーにはボーナスが付与されました。
配布数量の詳細
- Governance Delegation Reward
今回は、Cumulative Delegated OP が18,000以上のユーザーが対象でした。
Cumulative Delegated OPは、デリゲート量と日数で以下の様に算出されます。
各アドレスが委任したOPの数 x 委任日数 = Cumulative Delegated OP
例えば、180日間デリゲートする場合は、以下のように必要数量を算出できます。
OP×日数=18,000
180日委任する場合:
OP×180=18,000OP×180=18,000
OP=18,000
180OP=180
18,000OP=100
OP=100 - 必要数量
また、この条件で対象になったアドレスの配布数量は以下の様に算出されます。
Reward=0.67/ 365 x OP×日数
もし、100$OPを180日間デリゲートした場合は、
Reward=0.67/ 365 ×100×180
≈33.04
*最大獲得可能数量は10,000 $OPです。 - Voting Delegate Bonus:
投票を行った委任先に$OPを委任したユーザーには、1の配布数量に対して2倍のボーナスが付与されました。 また、こちらのCumulative Delegated OPは9,000です。
Bonus=0.67 / 365 × OP×日数 × 2
もし、100$OPを180日間デリゲートした先がガバナンスに参加していた場合は、
Reward=0.67/ 365 ×100×180 × 2
≈66.08
*こちらも最大獲得可能数量は10,000 $OPです。
そのため、両方の条件を満たした方は、33.04 + 66.08 = 99.12 でデリゲート数と同数を獲得することができました。
エアドロップ対象となるための最低条件
エアドロップの対象となるためのCumulative Delegated OPは、委任期間が180日だった場合、委任先が投票を行っていない場合は100 $OP、委任先が投票を行っている場合は50 $OPが必要でした。
まとめ
第3回目のエアドロップの対象ウォレット数が前回より激減したことは、クリプト市場への参加者が減ったということを意味しています。一方で、参加者が減ったがゆえに、一人あたりの平均配布数量は前回よりも大きく増えました。1 ~ 3回目に配布された$OPの数量はエアドロップ用に割り当てられている総数の30%です。これまでエアドロップの獲得を逃した方も、まだまだチャンスは残っています。
ぜひ、これまでの書いた記事を参考にして、エアドロップ獲得を目指してください。
$OP 数量 | % | |
エアドロップ 総数量 | 816,043,786.24 | 100 % |
配布済み | 245,918,973.19 | 30% |
残り | 570,124,813.05 | 70 % |
◇$OP配布対象になるための大事なこと◇
1. $OPをデリゲートして長期保有。
*Optimismでは、一貫して1回目のエアドロップよりガバナンスへの参加を推奨していたため、$OP獲得を目指す場合は長期間一定数量をデリゲートをしてください。
特に今後も配布条件で「デリゲート」は継続的に含めれると思われます。
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